アレルギー症状について
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重症薬疹
概要
薬疹は、何らかの薬剤を摂取したことにより引き起こされる、皮膚・粘膜の症状を指します。そのうち原因薬剤の中止のみではおさまらず、高熱や全身倦怠感をともなって紅斑・水疱・びらんを生じるものが重症薬疹であり、ステロイド全身投与をはじめとする集学的な治療を要します。スティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症という最重症型では、命に関わる場合があります。
症状
皮膚の紅斑・水疱が容易に破れて剥がれたり、眼・口腔粘膜のびらん、肝機能障害などを生じます。高熱および倦怠感を伴います。皮膚にできた傷から二次感染も合併しやすいです。眼の障害から失明に至る恐れもあります。口の粘膜の傷がひどいと、食事が取れなくなることもあります。
治療
原因と疑われる薬剤を中止し、ステロイドパルス療法、血漿交換、大量ガンマグロブリン静注療法などの集学的治療をすみやかに行います。皮膚の傷からの二次感染対策や、眼科と連携した眼障害の評価および治療、口腔粘膜びらんの治療なども並行して行います。
重症薬疹に対応する医療機関一覧
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17件(16件~17件表示)
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医療機関名 | 基本情報 | 対象年齢 | アレルギー診療に係る主診療科 | ※特記事項 | |
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0〜15歳 | 15歳〜 | ||||
高知医療センター |
高知市池2125-1 088-837-3000 |
● | ● | 小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科、眼科、その他 | 小児科(0~15歳) 耳鼻咽喉科、皮膚科、眼科、呼吸器内科(15歳以上)の対応が可能です 主診療科:その他(呼吸器内科) |
高知大学医学部附属病院 |
南国市岡豊町小蓮185-1 088-866-5811 |
● | ● | 小児科、皮膚科、眼科、その他 | 小児科(15歳以下) 呼吸器・アレルギー内科(16歳以上) 皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、救急部(全年齢)の対応が可能です 主診療科:その他(呼吸器・アレルギー内科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、救急部) |