アレルギー症状について
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成人ぜん息
概要
ぜんそくは、ダニなどのアレルゲン、ウイルス感染、タバコなどの刺激物質、大気汚染などにより気管支に慢性の炎症(腫れ)が起こり、冷気や煙などに過敏に反応して気管支が収縮しやすくなる病気です。成人以後に発症したぜんそくは、小児ぜんそくと違う炎症細胞が難治化・重症化に関係することがわかってきました。成人ぜんそくの10人に1人は、痛み止めや熱冷ましでぜんそく発作を起こすアスピリンぜんそくがあり、痛み止めや熱冷ましや湿布などでぜんそくが悪化することがあります。
症状
気管支が狭くなることで、ぜんめい(喘鳴、ゼーゼー、ヒューヒュー)、咳、痰、胸苦しさ、息苦しさ、胸の痛みなどが出ますが、特に夜間や早朝に症状が強いのが特徴です。ひどい場合には、横になると息苦しくなり座っている方がまだ息苦しさがましなことがあります。ぜんめいや息苦しさを伴わず咳が主体の咳ぜんそくもあります。
治療
吸入ステロイド薬が、気管支の炎症(腫れ)を取るために最も重要な薬です。ぜんそくは子供の時に発症した場合は成長とともに症状がなくなる人もいますが、成人以後に発症したぜんそくは治療をやめると症状が再燃して難治化・重症化するため、症状が治まっても治療を継続することが重要です。気管支が狭くなってぜんめいや息苦しさがある場合には、吸入ステロイド薬に追加して気管支を広げる薬(長時間作用型β2刺激薬、長時間作用型抗コリン薬)を吸入します。吸入の方法はエアゾール薬と粉薬で異なっており、適切に吸入する必要があります。重症のぜんそくでは、生物学的製剤という抗体薬が使用されることがあります。
成人ぜん息に対応する医療機関一覧
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96件(91件~96件表示)
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医療機関名 | 基本情報 | 対象年齢 | アレルギー診療に係る主診療科 | ※特記事項 | |
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0〜15歳 | 15歳〜 | ||||
高知大学医学部附属病院 |
南国市岡豊町小蓮185-1 088-866-5811 |
● | ● | 小児科、皮膚科、眼科、その他 | 小児科(15歳以下) 呼吸器・アレルギー内科(16歳以上) 皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、救急部(全年齢)の対応が可能です 主診療科:その他(呼吸器・アレルギー内科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、救急部) |
高知生協病院 |
高知市口細山206-9 088-840-0123 |
● | 内科 | ||
高知県立あき総合病院 |
安芸市宝永町3-33 0887-34-3111 |
● | ● | 内科、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科 | 内科(15歳以上) 小児科(15歳以下) 耳鼻咽喉科、皮膚科(全年齢)の対応が可能です |
高知赤十字病院 |
高知市秦南町一丁目4番63-11号 088-822-1201 |
● | 小児科 | ||
高陵病院 |
須崎市横町1-28 0889-42-2485 |
● | ● | 皮膚科 | |
Dr.オヤマ診療所 |
高知市追手筋1-9-22高知メディカルプラザ4F 088-826-6551 |
● | ● | 内科、その他 | 内科では、西洋医学的治療と漢方の治療を行っています。 15歳以上は西洋医療学的治療も可能ですが、15歳までは漢方治療を主に行っています。 主診療科:その他(アレルギー科、麻酔科) |